「最近、シャンプーすると頭皮がかゆくなる…」
「抜け毛が多くなってきたような…」
「きちんとシャンプーしているのにフケが…」
このような毛髪や頭皮のお悩みをお持ちの人が増えています。
年齢だから仕方がないのかもと諦める前に、シャンプーについて見なおしてみることが大切です。
というのも、毛髪の悩みを抱えている人の多くに、シャンプーの方法に問題があると言われているからです。
しっかりと洗っているつもりでも、何かしら症状が生じているような場合には、その原因というものが実際に存在しているのです。
そこで、ここでは『ハゲない髪の洗い方を順番に解説!男は絶対見るべき!』というテーマで詳しく解説していきます。
注意点やシャンプーの選び方についても記載していきますので、必ずチェックしておくようにしましょう!
ハゲない洗い方~シャンプー前はブラッシングから
シャンプー前には『ブラッシング』を行うことがとても大切です。
でも意外に、いきなりシャンプーを行う人が多いのではないでしょうか。
ブラッシングを行うことによって、頭皮や毛髪に付着しているホコリや汚れ、角質などを落とすことができます。
また、頭皮の血行を促進することができ、頭皮や毛髪の健康を守ることができ、目の疲れやコリをほぐすこともできるのです。
ブラッシングは、まず前髪から頭頂部に向かって入れていくようにし、次にサイドから頭頂部へ、最後にうなじから頭頂部に進ませます。
つまり、頭頂部に向かっていくようにブラッシングすることが効果的であると言えます。
無理にブラッシングすると、毛髪に負担をかけてしまうこともありますので、引っ張ろうとせず、優しくとかすようにしてください。
ハゲない洗い方~正しいシャンプーの方法で
次に正しいシャンプーの方法をお伝えします。
正しいシャンプーを行うことで、頭皮の血流を改善させ、毛髪の健康を保つことができるようになります。
しかし間違っていれば、毛髪や頭皮に負担をかけてしまい、ハゲる原因になってしまうのです。
お湯でしっかりと予洗い
- お湯の温度は少しぬるめで
- 必ずしっかりと予洗いから
いきなり頭からお湯をかけ、シャンプーをはじめる…。そんなシャンプーの方法を行っているという人が多いのではないでしょうか。
しかし、それでは頭皮や毛髪の汚れをしっかりと落とすことができず、また負担をかけてしまいハゲの原因になってしまうことがあります。
まずは、少しぬるいと感じるくらいのお湯を、たっぷりと毛髪にかけて流していきます。
長いと感じるくらい、時間で言うと2~3分程度、行うようにしましょう。
これを「予洗い」と言いますが、シャンプーをする前にある程度の汚れを落とすことができますので、シャンプーの効果を高めることができるのです。
毛髪や頭皮には、ホコリや汗、皮脂、角質など、さまざまなものが付着し、しっかりと落としておかないと、フケやかゆみ、炎症などの原因となってしまいます。
この予洗いは、頭皮や毛髪に付着している大きい汚れを落とす効果があります。
中には「湯シャン」と言って、シャンプー剤を使わずに、お湯だけで汚れを落としている人がいるほどです。
シャンプーは指のはらで頭皮を洗う
- 指のはらで洗うようにする
- 力を入れずにマッサージするように洗う
- 頭皮全体を意識して洗うようにする
予洗いによって大きい汚れを落とすことができたら、次にシャンプー剤で洗っていきます。
適量を手に取り、手のひらでお湯と馴染ませてから、髪全体に付けるようにします。
毛髪に直接つけてしまうと、どうしても髪全体にまんべんなく付けることができません。
部分的にシャンプー剤が多く付いてしまい、シャンプー剤の刺激を受けたり、シャンプーのすすぎ残しによって頭皮トラブルが生じたりすることがあります。
そのため、頭皮へのダメージを少なくするために、必ず手に取ってから頭皮に馴染ませていくことが大切なのです。
洗い始めるのは後頭部や側頭部から行うようにし、頭頂部の方に向かって洗うようにします。
頭皮は引き上げていくように洗うことが、頭皮の血行のためにも、毛髪の育成のためにも大切であると言われています。
また、正しく洗う方法は、絶対に爪を立てないようにし、指のはらを使ってマッサージするように洗っていくことです。
頭皮をガシガシ擦るのではなく、頭皮を指でわしづかみするように掴むといいでしょう。
頭頂部は脱毛リスクが高い部位ですので、指の動かし方も小刻みにすることがポイントです。
毛穴の奥に詰まった汚れまで、しっかりと押し出していくように優しく指のはらで洗っていきましょう。
頭皮マッサージも入念に
シャンプーは毛髪を洗うのではなく、頭皮を洗う行為です。
それは、毛髪の土壌が頭皮であり、頭皮の健康を促進することによって毛髪も健やかに育つようになるのです。
そのため、シャンプーでは「洗う」という行為と共に、「頭皮マッサージ」も意識すると良いでしょう。
頭皮マッサージを行うことによって、頭皮の血行を良くすることができますので、毛髪に十分な栄養を行き届けることができるようになり、抜け毛や薄毛、ハゲを予防することができます。
そのため、実際に抜け毛や薄毛、ハゲに悩んでいる人であれば、積極的に取り入れておくようにしましょう。
頭皮マッサージは、指のはらを使って頭を抑えるようにし、指で頭皮をわしづかみにして固定し、指先で頭皮を揉んでいきます。
頭皮全体を動かすことが大切です。
その際に、頭を撫でる行為はしないようにしましょう。毛髪に負担をかけてしまい、髪が抜けやすくなってしまうからです。
頭皮マッサージは頭皮の血行を促進させることが期待できますので、シャンプーをする際には毎回するようにしましょう。
すすぎはたっぷり時間をかける
シャンプー後のすすぎは、洗う時間よりもしっかりと時間をかけて行うようにします。
中には桶に貯めたお湯を頭に数回かけるだけの人も多いと思いますが、これではシャンプー剤をしっかりとすすげていないのです。
しっかりとシャワーで落としておかないと、シャンプー剤が残ってしまう、頭皮のトラブルにつながってしまいます。
ハゲない洗い方~シャンプー後の髪の乾かし方
- タオルドライ
- ドライヤー
シャンプーの方法は正しくても、その後の髪の乾かし方によってもハゲや薄毛の原因となってしまうことがあります。
そのポイントは上記の2点。
順番にご紹介していきましょう。
タオルドライ
シャンプーをしたあとは、みなさん最初にタオルで水気を拭き取っていると思います。
これが『タオルドライ』ですね。
でもこのタオルドライ、ササっと適当にやっていませんか?
タオルドライは、正しい方法で行わないと毛髪に負担をかけてしまい、さまざまな影響を与えることになってしまうのです。
髪が濡れている状態は、髪の表面にあるキューティクルが剥がれやすくなっています。
その状態を、タオルでゴシゴシと強く擦ってしまうことによって、毛髪を守るために必要なキューティクルが剥がれ落ちてしまうのです。
キューティクルが剥がれてしまうと、毛髪のタンパク質まで流れてしまうことになり、毛髪を痛めてしまうことになるのです。
また、タオルでゴシゴシと擦る行為は、頭皮にも悪影響を与えてしまいます。
頭皮に負担をかけている行為になりますので、乾燥を誘発してしまうのです。
そのため、毛髪や頭皮の水分は、優しく拭き取ることが大切なのです。
ドライヤー
タオルドライをしたあとには、ドライヤーで乾かしていると思います。
基本的には、ドライヤーを近づけすぎないように気をつけながら、毛髪の先端から頭皮の順番に乾かしていくことを意識するといいでしょう。
中にはタオルドライをして、毛髪や頭皮への負担を考えて、自然乾燥している人もいるのではないでしょうか。
しかし、シャンプー後の濡れた状態はキューティクルが剥がれやすい状態になっていますので、ドライヤーでサッと乾かすことをおすすめします。
自然乾燥をしたあと、髪がパサパサになっていたり、毛先が痛んでいるような経験をしたことはないでしょうか。
これらはキューティクルが剥がれてしまったことによる痛みなのです。
ハゲないシャンプーの選び方
ハゲないようにするには、シャンプー選びがとても大切です。
シャンプーは毎日活用するものですから、頭皮や毛髪に良いものにするだけで、ヘアケアや頭皮ケアに繋がるのです。
頭皮や毛髪に良いシャンプーとは、
- 髪に優しい天然素材
- 髪に必要な成分が配合されている
- 頭皮の血行を良くする成分が配合されている
- 添加物や刺激物が配合されていない
この4つの条件を満たしているシャンプーを使うようにします。
たったこれだけのことですが、ヘアケア・頭皮ケアを行うことができるのです。
市販のシャンプーは洗浄力が強すぎる?
シャンプー選びに大切な4つの条件をお伝えしましたが、市販のシャンプーではダメなのでしょうか。
ドラッグストアやスーパーなどで一般的に販売されているシャンプーは、洗浄力が強くなっています。
シャンプー後にパサパサしてしまうのは、髪や頭皮に必要な皮脂まで洗い落としてしまった結果です。
皮脂を必要以上に洗い落としてしまうと、頭皮を守ろうとして過剰に皮脂を分泌させてしまうことになります。
すると、頭皮の毛穴が詰まってしまうことになり、ハゲや薄毛の原因となってしまうのです。
また、頭皮には常在菌が存在し、その菌によって頭皮を守っています。
しかし、過剰に洗い流してしまうことで、頭皮の脂肪酸が剥がれ落ちてしまい、頭皮の健康が損なわれてしまうのです。
そのため、洗浄力の強いシャンプーを使うことは、頭皮の健康を奪ってしまうことに繋がるのです。
シャンプーなし!お湯だけ洗髪をおすすめする理由
「湯シャン」と呼ばれる、お湯だけで髪を洗い流す方法があります。
みなさんの中にも試してみたことがある人も多いと思います。
実はこの湯シャン、意外にもしっかりと流すことによって汚れが落ち、サラサラな髪を維持することができるのです。
頭皮がベタベタするという悩みをお持ちの人には、ぜひおすすめできる方法です。
しかも、毛髪や頭皮に負担をかけることが少ないために、ハゲや薄毛の予防にも繋がります。
ただ、これだけでは落ちない汚れもありますので、週に数回程度はシャンプー剤を使うようにするといいでしょう。
ノンシリコンシャンプーを活用しよう
シャンプー剤は「ノンシリコンシャンプー」を使うと、毛髪や頭皮に優しいのでおすすめです。
一般的なシリコン入りのシャンプーで洗髪すると、キューティクルを保護することができます。
しかし、シャンプー後にしっかりとすすぎができておらず、シリコン成分が頭皮に残ったままでいると、頭皮に負担をかけ、フケやかゆみの原因になってしまうのです。
ノンシリコンシャンプーは、必要な皮脂を落とすことなく、頭皮や毛髪に付着している汚れを落とすことができますのでおすすめです。
まとめ
今回は『ハゲない洗い方を徹底解説!毛髪を健康に導く正しいシャンプーの方法』というテーマでお伝えしていきました。
特に男性は、シャンプーやその後のヘアケアに気配りしている人は少ないように感じます。
ただ、間違った方法を続けていると、結果的にハゲや薄毛、抜け毛、フケなどの原因になってしまうのです。
ぜひ、今回の記事を参考にして、健康的な毛髪・頭皮を作っていきましょう。